〇マレーシアの海と人をまもる、COSMOS-SATREPSプロジェクト。
養殖産業の発展によって海洋の生態系が破壊されていくことが問題となっています。
海洋の環境の保全と経済的インセンティブを両立させるための、創価大学などの日本の複数の大学と、マレーシアの複数の大学が共同で行う国家間プロジェクトです。
河宗もこの開発プロジェクトにパートナー企業として参加しています。
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〇藻類を培養するリアクター(透明な水槽)に弊社の加工シートを採用
マレーシアのエビ養殖場から大量に海へ排出されている糞などの汚泥や汚水。
これらの汚泥や汚水から栄養素を積極的に回収し、その栄養素を使って価値の高い微生藻類を養殖場の海面で大量生産し、医薬品や化粧品、肥料などの材料を生産するシステムを研究してるプロジェクトです。
藻類を培養するリアクター(透明な水槽)は水圧に耐えれるガラスやアクリルなどの高額だったものを、開発途上国でも導入しやすい透明のシート素材でできるよう、河宗で設計・加工の開発協力をしています。
〇持続可能な開発目標への貢献
2015年9月、国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、2030年までに国際社会が協力して取り組むべき地球規模課題をまとめた「持続可能な開発目標( Sustainable Development Goals :SDGs)」が採択されました。
SDGsにおける17の目標のうち本プロジェクトは、目標12:「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」と、目標14:「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」に貢献します。